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タグ:東北地方

うちの実家は東北の田舎なんだけど旧暦の正月に『ささら』っていう祭が有る。
祭事に詳しい人なら地区まで特定できそうだから明記はしないけど、そんくらい田舎だって話。

俺はガキの頃に屋根裏部屋とか物置とか探検するの好きだったと記憶している。
居間の隣に襖(ふすま)を隔てて、親戚が集まった時に宴会する様な応接間(?)が有り、その隣に仏壇や昔の調度品、旧家によく有る母親の子供の頃に買った人形とか母の兄弟の五月人形とかが、うっすら埃(ほこり)被って置かれてる様な部屋があった。
その部屋の押入れの奥に、小部屋が有るんだ。

もう何年も昔に、母方の親が相次いで亡くなって家を手放す時に俺の母の兄である叔父から聞いた話では、そんな感じの部屋ってのは、この辺の部落の旧家には何箇所か有って、その昔『夜這い』の風習とかが残ってる頃の名残だという。
戦前から子不足に悩んでた付近の住民が、あの小部屋で密会して、なんとか子供を増やそうとしていたらしい。

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俺の実家は東北の超田舎にあるんだけど、数年に一度(具体的な年月日は省く)村全体で謝肉祭をやるんだよね。

その風習?が少し変わっていて、その年に7歳になる子供と16歳以上の未婚の女を別々の籠に入れて、普段は立ち入り禁止になっている山奥の祠?に閉じ込めるの。
それも3日間・・・。
でも一つ問題があって、これに選ばれた人間は色々とおかしな事になってしまいました。
だから選ばれる人間は必ず村の中で立場の弱い人間が中心に選ばれる。
で、3つ前の祭で問題が起こった。

その時祠に入れられる人はもう決まってたんだけど、なぜか村長の親戚の娘が自分が入るって言い出した。
この女性は7歳の時祠に入れられた経験のある人。
本人がやりたいならやればいい、ということで決まりかけた。
だけど今度は村長がOKを出さなかったんだよね。

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俺の嫁が学生の頃の話。

オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れてきた。
東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があり、それを一人で跨ぐと帰ってこられなくなるという。

検証するべくメンバーである男子学生P太が一人でその場所に向かったところ、はたして彼とは連絡が取れなくなった。
心配したサークルのメンバー一同は、皆で様子を見に行くことにした。
そしてそこで嫁とK子が体験したのが次のようなもの。

嫁はそこそこ霊感があるもののお払いとかはさっぱりなので、出発に際して霊感が強い先輩に同行してくれるよう頼んだ。
K子の情報通りの場所には確かに注連縄で囲まれた神社らしきものがあり、P太がここに着たであろうことも間違いないように思われた。
先輩はその神社を見るや苦い顔をして、「ここに入るのは怖い」と拒否した。

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