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カテゴリ: 人間・日常の怖い体験

これは確か、俺が小四の頃からの話。(今から8年ほど前)

小4のある時に両親が離婚をすることになった。
離婚した理由は今も知らないんだけど、その時の母親は、「お父さんはお母さんを人間扱いしてくれないの!」と言っていた。
離婚の日に至るまで、何度も何度も聞いた台詞である。
何故かというと、これは夫婦喧嘩の度に母親が必ず口にする言葉だったからだ。

当時、家族は俺、兄、妹、父、母、祖母、祖父(仕事の関係で別居)の計6人だった。
現在は母親のみが実家に帰る形になったため(祖父母は父の両親)5人家族だ。

当時、俺達子供はわんわん泣いてたが、母親の意思は固いらしく、結局正式に離婚することになった。
で、俺達は養われている身だから、どちらかの親にくっつく形をとらなくちゃいけないわけだ。
子供である俺達の出した答えは、「どちらかなんて言えない。両方と居たい」の一点張り。
まあ当然だ。

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7年くらい前の出来事をひとつ。

9月くらいだっただろうか、その時は友人とアオリイカ狙いで夜釣りに来ていたんだ。
場所は自宅から車で2時間程の小さな田舎の漁港。
釣りのポイントはその漁港の中でも一番大きな防波堤で、陸地側から少しづつ先端近くに歩きながらという感じだった。
風もまったくと言っていいほど無く最高のコンディション。

二人とも久々の釣りで新品の買ったばかりのエギ(ルアーみたいなもの)を見せ合ったり、過去に一緒に行った釣りの話で凄く盛り上がりながら釣りをしていたんだ。
他に釣り人は居ないし結構騒がしい感じだったと思う。
そして防波堤の中腹くらいに来た時には、お互い型は小さいけど5匹くらいをクーラーの中に入れて満足してた。

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つい最近、ある僻地(へきち)系観光地の駐車場で単身車中泊をした時の事です。

駐車場は午後8時頃にはすっかり暗くなり、やることも無いので考え事をしながら眠りにおちました。
やがて、私は閉じている車窓を叩く音で目が覚めました。
助手席側の窓をギャルっぽい若い女が必死の形相で叩いています。

「男に追われている、助けて、ドアを開けて」と彼女は訴えています。

私には彼女が幽霊に見えませんでしたし、ナンパか拉致のトラブルに遭ったのだなと思い、慌ててドアロックを外そうとしたのですが、違和感を覚えて躊躇いました。

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私はおばあちゃんっ子で、中学になってもよく祖母の家に遊びに行っていました。
父方の祖母なのですが、父親は私が幼いころに不慮の事故で死去していました。
祖父を早くに亡くした祖母は、唯一の血縁者だと言って、私をとても可愛がってくれました。

しかし、母親はあまり祖母と仲が良くなかったのか、一度も一緒に祖母の家に入ることはありませんでした。

私は毎週日曜日の午前中に、祖母と神社にお参りに行くのを日課としていました。
大変信心深い人だったので、雨の日でも必ず行き、父が他界して間もないころから欠かすことはありませんでした。
祖母とつないだ手はとても温かく、私はお参りが大好きでした。

祖母はいつも手を合わして、深々と礼をし、ずいぶん長い間目を閉じてお祈りをしていました。
私はいつも単純なお祈りだけをし、祖母の真剣な横顔を眺めていました。
終わってからいつも、「何をお祈りしてたの?」と聞くのですが、祖母はニッコリ笑うだけで、一度も答えてくれませんでした。
私は気にすることなく、毎回帰りに買ってもらうアイスを楽しみにして、祖母とおしゃべりをしながら帰りました。

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小学生時代の話です。
僕の学校の通学路には『プリングルスのおじさん』と呼ばれる、顔がパンパンに腫れたおじさんがいました。

おじさんは少し知恵遅れなのかな?と思われる『新太君』という15歳くらいの子供を連れていました。

おじさんは通りがかる小学生に向かっていつもこう話しかけます。

「この子と握手してくれないかな?」

大抵の子は気味悪がって逃げてしまうのですが、僕は子供心になんとなく新太君に同情して握手をしました。

「いい子だね」

おじさんが本当に嬉しそうな顔をしたため、僕も良いことをしたと嬉しくなりました。

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