レンジャー訓練の時の話。
約二ヶ月の訓練期間の初めの頃、消灯後に同僚と話をしていました。
「明日の訓練もきついなぁ・・・」
「たまらんなあ・・・」
こんな話をとりとめもなくしていましたが、隣室の教官達に聞こえてはマズイと思い、そろそろ寝ようと床についたのでした。
その直後、部屋の外で「ゴトン」という大きな音が響きました。
それは、用水路にはめ込んである大きな石の蓋を踏んだ時の音でした。
「これはマズイ!」
教官に気付かれたか・・・と、様子をうかがっていると、ブーツの足音が・・・入り口のほうに向かっているようでした。
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約二ヶ月の訓練期間の初めの頃、消灯後に同僚と話をしていました。
「明日の訓練もきついなぁ・・・」
「たまらんなあ・・・」
こんな話をとりとめもなくしていましたが、隣室の教官達に聞こえてはマズイと思い、そろそろ寝ようと床についたのでした。
その直後、部屋の外で「ゴトン」という大きな音が響きました。
それは、用水路にはめ込んである大きな石の蓋を踏んだ時の音でした。
「これはマズイ!」
教官に気付かれたか・・・と、様子をうかがっていると、ブーツの足音が・・・入り口のほうに向かっているようでした。
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