学生時代に板橋区の前野町にある倉庫で3ヶ月間限定でバイトしてたんだけど、そこは怖かった・・・。

あと数日でこのバイトも終わりって時に、ある事実を聞かされて「はぁ・・やっぱり・・」って思ったよ。
自給も良くて仕事もそれほど大変じゃなかったんだけど、仕事してる時、いつも誰かに見られてる気がして落ち着かなかったんだよ・・・。

仕事場は1階が事務所とトラックの荷受け用のホームがあって2階が屋根裏みたいな感じで倉庫だった。
ちょうど事務所の上が倉庫って感じでね。
図書館みたいに棚がズラーっと並んでて荷物が置かれてる状態。
事務所から内線で言われた荷物を2階からベルトコンベアで1階のトラックホームに降ろす仕事だった。

基本的に2階でいつも待機してなきゃいけなくて、暇な時でも2階で一人で待機。

最初の頃は覚えるので一生懸命だったから気にならなかったんだ。
でも、しばらくやってるうちに何か気配を感じるようになった・・・。
棚の向こうからとか、しゃがんで仕事してる時とかに誰かが見てる気がしてたんだ。
そう感じるようになってから、なるべく1階にいるようにしてたんだけど、棚卸(全ての在庫チェック)で配送が終わった時間(17時)からずっと2階で仕事しなくちゃならなくなって、そのうえ残業で21時過ぎまで働いてたんだ。
嫌だったけど仕事だから我慢してね。
その時もずっと見られてた・・・。

そして棚卸が終わって、その日の夜に事務所でみんな(7人)で出前をとって食事して、だいたい22時頃かな?誰も居ない2階の倉庫でもの凄い音がして・・・みんな、一瞬ビク!ってなって、荷物でも崩れたのか!?って事で2階に行ったんだけど何も崩れてなかったんだ。

何だったんだ?と思いながらもお酒も軽く飲んで、そろそろ帰るかって時に社員の一人が「トイレに行くから先に行ってて、鍵は閉めとくから!」って・・・その社員一人を残して先に出て、しばらく歩いてる時に何気なく仲の良かった世代の近い社員に言ったんだ。

「○○さん、よく一人で残ってトイレに行けますよね」って。

そしたら、「何で?何か感じた?」って・・・。

「はい・・仕事中、誰かに見られてたんですよ・・・あそこで何かありませんでした?」

「オレ、ずっと何かあったなって思ってたんですけど聞くにも聞けなくて・・・」って言ったら
「そっかぁ・・・」って社員の人がため息をついた。

前を歩いてる勤続の長い社員にその社員が「彼が何か感じたみたいなんですけど」って。
そしたら前を歩いてた社員が「やっぱりわかる奴にはわかるんだな・・」って・・・。

何があったのか聞いたら、その土地で昔殺人事件があったらしく建物の裏に祠があるから明日にでも見てみなよって。
以前、働いてたバイトの人は思いっきり見てしまったらしく、その日で辞めたらしい・・・。
同じように、しゃがんで仕事してる時に見られてる感じがして、ふと前を見たら目の前に誰かが立ってて、誰だろう?って見上げたら血だらけの女性が立ってたらしい。

その話しを聞いてからも任期までしっかりとバイトしたけど怖かった。