日本人少女が自殺する前に描いて、ネット上に投稿したという呪いの絵にまつわる話です。

この絵の噂は韓国のネットフォーラム上で火が付いて、世界中に広まったとされます。
「深い悲しみと怨念を秘めた瞳に引きつけられ」る、という触れ込みで少女の絵は様々なフォーラムに投稿されました。

この絵には自殺した少女の悲しみと怒りが宿っており、多くの自殺者を出した名曲「暗い日曜日」のように絵を見た人々に陰鬱な気持ちを引き起こすと言われます。

ネット上では「少女の眼を5分以上見つめられない」とコメントする人が居て、それを実行した後に命を落とした人もいるという報告さえあります。

また、絵は見ていると少しずつ変化していき、口元の笑み微かに増したり、少女の顔や目の周りの陰影が濃くなったりするということです。

しかし、実はよく話を調査すると自殺した日本人少女が描いたとされる青い瞳の少女ですが、出自はRobertChangという男性が描いた「MelancholicPrincess」という題のCGアートで、SF・ファンタジーアートサイトに投稿されたものと言われます。

なぜ日本人少女が描いた絵となったのかは不明ですが、哀愁漂う少女の絵を見て憂鬱な気持ちを呼び起こされた人がこの噂を広めたのではないでしょうか。

話の中で「暗い日曜日」が引き合いに出されていますが、よくわかない不安をもたらす作品は多くの都市伝説を生んでいます。