古吹上トンネルの雰囲気はヤバい。
灯りも何も無いしな。
廃屋もヤバい。

10年くらい前だが、夜によく青梅から名栗、正丸辺りに車で走りに行っていた。

ある日の夜22時過ぎ、今日はもう帰ろうと帰路の途中、トンネルの中で20代半ば位の雰囲気のロングヘアの女性が1人で歩いているのとすれ違った。

すれ違うときは、こちらは80km/hくらい出ていて、前方左端をその女性がこっちを向いて歩いているので、安全の為、右側の車線に大きく膨らんで女性と距離を取ってすれ違ったのだが、そんな状況でもその女性は始終うつむいていて顔は見えなかった。

暴走している車が横をすれ違っても全く反応無く、うつむいてトボトボ歩いていた。

後で、俺の後ろを走っていた2台の車の奴らに「あんな山奥で、近くに民家も何も無いトンネルに夜の10時過ぎに女が1人で歩いてるって妙だよなー。しかも山方面に向かって、一体どこに行くつもりだったんだろう?」と話たら、俺の直後を走っていた奴は、「俺もそう思った。」と同意した。
しかし、最後尾を走っていた奴は、「そんな女は見てないぞ。トンネルでは誰ともすれ違ってない。」と言い張った。

後日分かったことだが、そのトンネルは吹上トンネルと言い、出るってことで有名なトンネルだそうですね。
あの女は何だったのか・・・。
確か長めのスカートを履いていて、歩く足は見えていたので、「幽霊には足が無いから、あの女は幽霊じゃない」と自分に言い聞かせている・・・。