普段霊感ゼロの俺が冴えてた日の話。
遠方に住んでる5年来の友達Yが、1週間ほど俺のアパートに泊まりに来てた。
毎晩騒いで楽しい1週間だったんだけど、ついに彼が帰る日になってしまった。
Yとは1年に1度会えるかどうかなので、「また寂しくなるな」なんて思いながら、彼が帰る準備をする様子を見ていた。
するとYは突然、「やべぇ、カバンが壊れた!」と言い出した。
Yの鞄はファスナーで開け閉めするタイプだったんだけど、見ると、噛み合わせが悪いわけでもないのに開かなくなってしまっていた。
Yが力ずくでファスナーを引っ張ってみても、ビクともしない。
その間にもYが乗るバスの時間が迫ってきていたが、俺は「これでバスに乗り遅れれば、Yの滞在期間が延びるかも!」と、ちょっと期待してしまった。
続きを読む
遠方に住んでる5年来の友達Yが、1週間ほど俺のアパートに泊まりに来てた。
毎晩騒いで楽しい1週間だったんだけど、ついに彼が帰る日になってしまった。
Yとは1年に1度会えるかどうかなので、「また寂しくなるな」なんて思いながら、彼が帰る準備をする様子を見ていた。
するとYは突然、「やべぇ、カバンが壊れた!」と言い出した。
Yの鞄はファスナーで開け閉めするタイプだったんだけど、見ると、噛み合わせが悪いわけでもないのに開かなくなってしまっていた。
Yが力ずくでファスナーを引っ張ってみても、ビクともしない。
その間にもYが乗るバスの時間が迫ってきていたが、俺は「これでバスに乗り遅れれば、Yの滞在期間が延びるかも!」と、ちょっと期待してしまった。
続きを読む