知り合いであるOさんの話をまとめてみた。
ある夏、Oさんが夕方仕事から帰ってくると、Oさんのアパートの前の道に女がいた。
何だか外見がぼさぼさしている。
顔が分かるか分からないかくらいの距離まで近付くと、こちらに背を向け、そそくさと去っていった。
金属のようなものを持っていたのがちらりと見えたという。
それから数日ごとに、その女を見るようになった。
見るのは必ず夕方頃。
必ず金属のようなものを持っている。
そして必ず去っていく。
顔はよくわからない。
もしかして俺がつけられてるのか?とも思うようになったという。
日曜の夕方、Oさんは家にいて、暑いので窓を開けていた。
続きを読む
ある夏、Oさんが夕方仕事から帰ってくると、Oさんのアパートの前の道に女がいた。
何だか外見がぼさぼさしている。
顔が分かるか分からないかくらいの距離まで近付くと、こちらに背を向け、そそくさと去っていった。
金属のようなものを持っていたのがちらりと見えたという。
それから数日ごとに、その女を見るようになった。
見るのは必ず夕方頃。
必ず金属のようなものを持っている。
そして必ず去っていく。
顔はよくわからない。
もしかして俺がつけられてるのか?とも思うようになったという。
日曜の夕方、Oさんは家にいて、暑いので窓を開けていた。
続きを読む